ダイヤ改正後の有楽町線運用 |
最近の東京時刻表では東京メトロ有楽町線の列車番号が表示されているため、運用番号を
確かめることが出来ますが、今回は東京時刻表の発売がダイヤ改正後になってしまうこともあり、本日所要の合間で運用番号を調査してきました。(東京メトロ線内の駅に掲示されている改正後の時刻表のうち、業務用のものを新時刻表として貼られている駅で確かめることが出来ます)
まだ、ざっと見た感じですが、平日の場合西武の運用は02M~24Mまで、メトロは21S~65S、71S~97S、東武は01T~15Tで設定されているようで、本数は変わらないようです。ただしメトロは西武乗り入れ関連運用(69S以前)に1本変わりました。
西武車の運用の出庫場所は以下のようになるようです。
<平日>
02M:小竹向原
04M:清瀬
06M~20M:小手指
22M:狭山ヶ丘?(小手指から営業開始だが、運用番号順から推測)
24M:武蔵丘?(飯能から営業のため推測、小手指出庫、地上運用から移行可能性あり)
<土休日>
02M:小竹向原
04M:清瀬
06M~18M:小手指
20M:所沢or小手指or狭山ヶ丘(所沢から営業、推測困難)
22M・24M:武蔵丘?(飯能から営業のため推測、小手指出庫、地上運用から移行可能性あり)
さて、ダイヤ改正で、日中のパターンはこれまで新木場発各停が清瀬行、新木場行き各停は所沢発(小手指→所沢回送)で設定されていましたが、改正後は、新木場発着を清瀬と飯能(快速)まで、新線池袋発着を小手指までと整理し、パターンをシンプル化したように見えます。しかし、結構複雑な運用を構成していました。以下参考。
有楽町線直通運用日中の運用順基本パターン
(1)新木場→飯能→新木場→和光市→新木場→・・・
(2)新木場→清瀬→新木場→・・・
(3)新線池袋→小手指→新線池袋→和光市→新線池袋→志木→新線池袋→・・・
(4)新木場→川越市→新木場→・・・
(1)は快速を含む運用で、ダイヤ改正前とパターンは変わっていません。改正前は新木場で折り返す際に段落ちさせて、西武車が和光市に行く回数を減らしていました。
(2)はただひたすら新木場と清瀬を折り返し続ける運用です。
(3)はおそらく今回のハイライト。改正前新線池袋発着は、西武線からの列車を付け加えた形で設定しており、西武からの直通列車は新線池袋で折り返し時間を多くとって西武へ戻る運用となっていましたが、改正後はこれを止めました。その結果。新線池袋から小手指・志木・和光市へ向かう列車全てに充当することとなり、新線池袋発着の日中パターンでは、西武車と東武車の充当が不可能となりました。
(4)は新木場と川越市を往復し続ける運用です。
(3)の運用が前述の通り東京メトロ車限定になります。このため日中の新線池袋~小竹向原はメトロ車限定、終日通して新線に西武車と東武車が入る回数が激減しました。
この運用、和光市行の時はメトロ線内のみ、志木行でも東上線を走る距離は余り長くありませんが、小手指行のときは、メトロ線がわずかなのに対して西武線の距離を相当走ることになります。しかもメトロ車運用なのでメトロ車が走行距離を稼いでしまいます。その結果(1)の運用に影響が出ています。どのようにかというと、西武車の充当が多くなっていると言うものです。勿論メトロ車も充当されていますが、西武車中心になっています。しかも(3)の精算のためか、和光市の往復も西武車がそのまま充当されますので、日中の新木場~和光市折り返し運行も、西武車の比率が高まったというより相当充当されています。
私は、ダイヤ改正ごとに、有楽町線のダイヤグラムを2種類(それぞれ平日、土休日の2種なので計4種類)作っています。1つは有楽町線ダイヤグラムで、有楽町線の営業列車(+定期回送)のもの、もう1つは通称西武有楽町線ダイヤグラムと私が呼ぶもので、西武車は全運用、メトロ車は西武乗り入れの列車を追ったものです。合間を見てまた作りたいと思っています。運用番号は大体調査済み(ただし西武車運用と西武直通列車、新線池袋発着全列車について)ですが、日中の入庫とか見ていないので運用を終えていません。とりあえず西武有楽町線と勝手に名付けた方のものは現在のデータで作れるので改正までに作れればぁと思っています。もし作れれば他の気付いた点を続報で・・・。(有楽町線のダイヤグラムは全列車の運用番号調べたりするのは時間的に出来なかったので調べていないので、東京時刻表待ちです、作る時間もないだろうし・・・)
※3月18日23:15修正