5月9日に秩父まで行ってきました。大型連休中は部屋の整理でまとまった時間が必要でいけず、今年の芝桜ダイヤは、先日の往路ブログレポのみで終わりにする予定でしたが、開花の遅れのためか、臨時ダイヤが9日までに延びたので、この機会を使ったというのがひとつの理由になります。
芝桜ダイヤレポートについてはホームページにアップしましたので、よろしければ左のリンクからご覧ください。
先日東吾野~吾野で土砂崩れが発生して、国道と西武線に影響があったというのは知っていましたが、ここですかね。西武線の橋台が少しかかるくらいにセメントを固めた様子が見られます。応急措置ならいいですが、元より狭い場所なので、このままと言うのはやめて欲しい感じです。
ということで・・・2009年度の30000系投入の代替廃車として、243Fが横瀬に回送されています。昨年度38106Fと38107Fが投入され、16両ということで多摩川線の初期型を置き換える分と考えておりました。
しかし、701系→101系の置き換えのときのようなワンマン化と言うイベントがあるわけでないことからか、改造能力とあわせて急いで置き換えるようなことはない、ということでしょうか。
既に247Fが捻出⇒多摩川線217Fが代替済み(廃車解体済み)、また、249Fが武蔵丘入場(改造中)となっており、これに続く捻出になる模様です。逆に、種車と目される251Fと253Fのどちらかについては次の新車による捻出になる可能性が出てきました。
さて、243Fというと、試験車としての役割があるのか、頻繁に西武線各地で試運転が行われていた模様。近頃では、冬に新宿線に移動し、暫く新宿線で運用されており、改正直後にかけて通常運用についていました。
※最近の243Fが登場した記事
新宿線所属・本線用101系フル稼働(3月7日)
新宿線の101系(2月18日)
西武トレインフェスティバル2009 in 横瀬関連(10月5日)
その後、277Fと一緒に池袋線に戻ってきており、主に単独で狭山線で運用されていたようですが、間もなく離脱してしまい、池袋線復帰~廃車の間には撮影することが出来ませんでした。
芝桜ダイヤを横目に横瀬に廃車回送となり、再び秩父に営業することは適いませんでした・・・。
好まれない方もいらっしゃるかと思われるので、写真はいきなり見えないようにしておりますので、そういう方は↓のリンクを開かれないようお願いします。
列車の車内から解体線を望むと、243Fが留置中でした・・・が、既に最期の状態でした。
床下機器は全て台枠から落とされており、床下は空で、中央を補助している状態でした。こちらも列車の車内から。
以下はすべて公道から望遠で撮影しました。まずはクハ1243。ご覧のように、全面の表示は全て取り外し済み。ベンチレータ、アンテナ、クーラーもなし。サッシも1箇所外れています。
モハ243。賑やかだった床下機器は直ぐ下に落ちています。パンタグラフも残っていません。上のクハ1243ともども、既に車体真ん中に縦にバーナーが入っているようで、ドアの上に線が見え、クーラーのランボードも切れています。
モハ244。やはり床下機器は既にバーナーで切られています。手前の側面では、この車両のみいわゆる◎が外されていません。反対側は不明。この車両はまだ輪切りの線はないようで、台枠下にも支えが置かれていません。
クハ1244。同じような感じです。傍らに取り外したクーラー(恐らくCU72C)が。
状況を見る限り、クハ1243とモハ243は一両日中には2分割の上搬出、続いて残る2両も搬出されるであろう状態であり、来週末には消えている可能性が高そうです・・・。
243F。長らくお疲れ様でした。92年ごろの245F、251F、253Fの新宿線転属後~239Fと241Fの秩父鉄道乗入仕様解除のときや、209F、215F廃車による283F/285F/239F/241F新宿線転属~311Fと239F/241Fの交換の間にそれぞれ101N系4連単独車として池袋線唯一の編成になった時期があり、非常に印象のある編成でした・・・。